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2025/04/08
建築

南向きの土地の話

こんにちは!まるよし工務店飯嶌です。
前回の投稿からかなり時間が経ってしまいました・・・
あっという間に2025年4月!笑
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
年齢が上がるにつれ、年月の早さを実感します・・・

昨年の終わりごろ、とっても素敵なプロジェクトに参加をさせていただきました。
そのことについても近々ブログに書きたいと思いますので、ぜひチェックしてもらえると嬉しいです(^^)

昨日、Instagramにて割高と思われがちな平屋を実現させる「3つのコストダウン」について投稿させていただきました。
そこでも少し土地のことについてお話しましたが、今回は「南向きの土地の話」をさせていただきたいと思います。

みなさんは「南向きの土地」を欠点のない万能な土地だと思い込んでいませんか?
決してそんなことはありません。
例えば、よほど広く土地を買わない限り駐車場と庭が一緒くたになり、
庭のプライバシーが担保しにくくなると同時に、
お子様やペットがいる家庭は庭で遊ぶ危険性が高くなってしまいます。
そこで安全性と防犯性を担保するために塀や門をつくるとしても、
それなりのコストがかかってきますよね。

また実は南向きの土地は庭だけでなく家の中のプライバシ―が担保しにくいというリスクもあるんです。

南向きの土地を買った以上、部屋も窓も南向きにするのではないでしょうか。
それが隣接地が住宅や道路であれば結局はシャッターやカーテンが必須となるんです。
せっかく南向きの土地を買ったのに、思ったより明るく感じない・・・
「採光」と「プライバシー」を両立するためには、
西・東・北同様に「道路面からの採光に頼らない」方法をとればいいのですが、
せっかく南向きの土地を買ったのであれば、なかなかそんな考えにはなりませんよね。

ただ、南向きの土地の場合、土地も建物も外構も費用がかかる傾向があるのです。
コストカットを考えている方はもう少し土地条件を広げてみませんか?

そこで弊社で提案させていただく「Simple note」のプランでは
南向きの土地だったとしても西・東・北の土地同様に
家の正面には基本窓を設けない設計をします。

土地が広い場合には、その解決策は「中庭」となるでしょう。
そして、土地が狭い場合、その解決策は「吹抜け」と「中庭の」併用となります。

これらの方法は南向きの土地においては勿体ないのでは?と思うかもしれません。
建物コストだけで考えると大なり小なりあがってしまうかもしれません。

ただ、メリットとしては、安定した採光と開放感はもちろんのこと、
家の中と庭のプライバシ―・安全面がしっかりと担保されています。
また、カーテンやシャッターといった付属部材が不要になり、
塀や目隠しなどの工事予算もカットすることができるのです。

「購入するなら南向きの土地!」
と決めつける前に、上記のことも踏まえ、ご予算・生活環境を見直したうえで
土地選びをしていただければと思います!
きっと土地探しの幅が広がるはずです。

弊社では土地探しもお手伝いさせていただきますので、
お気軽にご相談ください♪





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